敷地内に一本の自家源泉を持っているんですけど、 湯使いの違いによってバラエティに富んだお湯の表情をみることができます。 有名な混浴の大野天風呂は、濃い目の白濁湯。 高い位置から3本の樋によって「ドバドバ」と源泉が投入されています。 源泉温度が40℃弱なので、露天風呂中央と湯舟の端から加温された源泉が投入されています。 夏はよいと思われますが、寒い時期はちょっとぬるいかな? って感じでした。 ちなみに、混浴難易度は非常に低いです。 - 濃い白濁湯なので浸かってしまえば、身体の線がみえないこと。
- 女性の脱衣所にはバスタオルが用意してあって、それを巻いて湯船に浸かることができること。
(いわゆる「バスタオル巻きOK」) - 女性の脱衣所の中から湯舟に入ることができるので、バスタオル巻きの姿さえ男性の目に晒すことがありません。
で、温泉マニアの方には、内湯をオススメします。 内湯には、ふたつの湯舟があります。「加温なしの源泉掛け流しの湯舟」と「加温した源泉を掛け流している湯舟」です。 で当然オススメは、ほぼ透明で白い湯の花が舞っている「加温なしの源泉掛け流しの湯舟」です! ここの源泉は、二酸化炭素が500mgほど含有されているのですが、そのガスを逃がさないようこの湯舟の湯口は湯舟の底の方にあり、直径15cmくらいのパイプが「 L 」字型に配置されています。 そこから気泡を含んだ源泉がガンガン投入されているんです。(握り拳!) お湯に身体を沈めると、ピリピリとした炭酸の刺激と「スーッ」とする清涼感を同時に味わえ、あっという間に、身体中アワだらけ! 体感的には、熱いような冷たいような二つの相反する感覚を味わえるんですよ。 実際には、人肌よりちょっと高いくらいのぬるめの温度なんですけどね。 ということで、オススメ入浴法は、 まず、露天でその雰囲気を味わったら、濃厚なタマゴ臭を嗅ぎながら内湯の「アワアワ源泉浴槽」にじっくり浸ってください。で、仕上げに「加温した湯舟」でさっと1分くらい身体の表面を暖める。てな感じがイイと思いますよ。 こんな感じですと、ほとんど汗はかきません。実際寒いくらい。 でもねでもでも、着衣してしばらくすると身体の芯からポカポカしてくるんですよね。 この感覚はグッドですよー。(´∀`) |