お店の名称は「すっぽん料理　河童」 。
メニューはすっぽんのコースのみ。一人前4,300円也

まずは山菜系の小鉢がドドドッと出てきて、どれも美味です。
イイ仕事されていますねー。

そうこうしていると、すっぽんの生血と胆汁の入った小さなグラスがふたつでてきます。んー、体に良さそう。 インパクトのあるアペリティフ(？)で、気合が入ってきます。

ついに、すっぽん鍋の登場。始めはすっぽん自体を味わいます。
ケモノの肉(牛・豚・鳥等)ではなく、さかなでもない普段味わうことのない味と香りと食感です。味付けはいたってシンプル。酒と塩、かおり付けに醤油をたらした程度じゃないかな。化学調味料の味に慣れている方だと「味しないじゃん！」とか言いそうですが、 すっぽんの味を極限まで引き出そうとすると、このような薄い味付けになるのではないでしょうか。
次は、そのダシに野菜をいれていただきます。すっぽんスープで食べる野菜は絶品です。ウマー。

最後に、野菜から出た旨みが加わり深みを増したダシで雑炊を作ってくれます。
あー、たまらん。至高の雑炊ですよ、これは！ひとつの鍋で3回楽しめます。激ウマというよりは、崇高な味といえばよいかな。

で、極上の料理を味わったあとは、そのまま座敷でお昼寝タイム。

30分ほどごろごろしたあと、併設してある「河童の湯」をいただきます。
無色透明無味無臭のクセのないお湯はドバドバ掛け流し。
あたたまりましたよー。